
夏が終わっても、フラメンコは続く
日が沈むとき、カルダモモ・フラメンコ・マドリードの魔法は始まったばかり。
今週、カルダモモの舞台は豪華な顔ぶれで輝き、最初の「オレ!」から胸が高鳴ります。踊りは、イヨの力強さとカリスマ、クララ・グティエレスの生来の気品、そしてネレア・ドミンゲス(9月15日〜17日)の豊かな表現力。9月18日〜21日はパウラ・モレノが舞台を牽引し、パウラ・ロドリゲス・ラサロとともに芸術監督として細部まで磨き上げます。
フラメンコの声は三人の歌い手から。ハコブ・キロスの深み、サウル・キロスの奥行き、そして9月18日に加わるアセル・デ・マドリードの余韻。ひと唄ごとに、物語と嘆き、祝祭が宿ります。
そして欠かせないギター。リカルド・バスケスが毎夜、魂を紡ぐ旋律を奏で、声と舞を巧みに支えます。鼓動を刻むのは打楽器。イバン・ロサダのエネルギーに、9月18日のアルバロ・ラメラの特別な一打が重なり、コンパスが身体の芯まで響きます。
公演時間:18:00/19:30/21:00/22:30。カルダモモで、本物のフラメンコ体験を。
- ワッツアップ
- フォローする