Remedios Amaya

バイオグラフィー

本名はマリア・ドロレス・アマヤ・ベガ。彼女はセビリアのトリアナ地区で、エストレマドゥーラ出身のフラメンコアーティストであるジプシーの家系に生まれ、叔父はカンタオールのアレハンドロ・ベガである。幼少の頃、セビリアのタブラオ「ロス・ガロス」で歌い始める。1978年には、ホセ・ミゲル・フローレスの詩にグアルベルト・ガルシアの音楽を加えたファーストアルバム「レメディオス・アマヤ」を発表。その他の録音としては、15万枚を売り上げた1997年のLuna Nueva、Seda mi piel、Turai Turai、2002年のMe voy contigo、Soy Gitana、Sonsoneteなどがある。2004年にはコンピレーション「Grandes Éxitos」をリリース。2014年、アレハンドロ・サンスのプロデュースによる新作を発表。

受賞歴

2017年 ジプシー文化賞 音楽部門、レイナ・ソフィア（マドリード）。
2018年、ラジオ局Grupo PRISAのRadiolé Awardを受賞し、そのキャリアを全うした。

アネクドート

1983年のユーロビジョン・ソング・コンテスト（ドイツ）には、ジプシーの女性として初めて参加した。ドレスで歌う予定だったが、ステージの装飾とあまりに似ているため、映画祭側が許可しなかったという。レメディオスはPVで使った別のドレスで歌いに行くことにしたが、靴がなく、裸足で歌いに行くことにした。ランキングは最下位だったが、その斬新なパフォーマンスは世界中で注目された。