世界で活躍するバイラオーラ パロマ・ファントバが出演するのはカルダモモだけ
世界で活躍するバイラオーラ、パロマ・ファントバの類まれな才能を楽しみたいという方は、カルダモモならその願いがかないます。このフラメンコダンサーはマドリード市内の他のどのタブラオにも出演していません。
この超有名なカディス出身の素晴らしいアーティストは、フラメンコの世界でもほんの一握りのアーティストだけが誇る経歴の持ち主です。
わずか7歳でアントニオ・カナーレスのショー「Bailaor y Raíz(バイラオールとルーツ)」に出演し、マドリードのアポロ劇場でデビュー。8歳の時に、スペイン国営放送TVEのヤングタレント・コンクール「Veo Veo賞」を受賞後、ロシオ・フラドやホセ・メルセなど、偉大なアーティストと共にマドリード・コングレスセンターでスペイン国王ご夫妻の前でバイラオーラとしてステージに立ちます。また、9歳でアンダルシアの新人賞「Premio Revelación de Andalucía」受賞。
その年、ファルーコを哀悼し、ファルキートやその家族と共演。サラ・バラスとライムンド・アマドールが司会を務めるテレビ番組「Algo más que Flamenco」に登場。また、セビリア、マドリード、ヘレスの劇場やラ・ウニオン・フェスティバル(ムルシア)で上演された、アントニオ・エル・ピパ舞踊団のショー「Generaciones(ジェネレーションズ)」でバイラオーラとして主演を果たします。10歳ですでにエスパーニャ・バイラ舞踊団で活躍。その数年後、訪日しマヌエル・カラスコのショーに出演する日本人バイラオーラの振付を担当しています。
2011年、ホアキン・コルテスは、マドリードのハーゲンダッツ劇場で上演されたその作品「Calé(ジプシー)」のゲストアーティストとして、パロマ・ファントバに出演を依頼。
同年、バルセロナのコリセウム劇場では、ホセ・ルイス・オルティス・ヌエボがディレクターを務めるカルメン・アマヤに捧げたショーに主演しています。2012年、自作の「Sensibilidades(感性)」を発表、この作品を携えてアメリカ大陸の主な劇場やタブラオを巡るツアーをスタート。また、2年に一度セビリアで開催される「ビエナル・デ・フラメンコ」でソロで出演し、批評家や一般の観衆から大好評を得た後、パロマ・ファントバは、マノロ・カラスコ、ラファエル・アマルゴ、トマティートなどのアーチストとの共演を開始し、「Soy Framenco」のステージに単独出演するダンサーとして、彼らとスペイン、ヨーロッパ、アメリカのツアーを敢行。翌年、「Flamenco viene del Sur(フラメンコは南部から来る)」と自作「Estado Puro(ピュアな状態)」のショーを交互に上演する連続公演に出演、この出演でラ・ミステラ・フラメンコフェスティバル(セビリア)の権威ある賞「ラ・ベネンスア・フラメンカ賞」を受賞。その後、グアヤキル(エクアドル)で開催の第11回国際ダンスフェスティバル「フラグメントス・デ・フニオ」に招かれ、自らが振付を担当した「Estado Puro」でスペインのフラメンコの真髄を表現。11回目を迎えたその年のフェスティバルでは、「実験的なコンテンポラリーダンス」を中心に各国のダンサーが集結。バイラオーラのパストーラ・ガルバンとカリメ・アマヤと並んで、「Con Carmen Amaya en la Memoria」に主演。カルメン・アマヤに捧げるこのショーは、エル・コルドベス財団とフラメンコ芸術科学アカデミーのプロデュースにより、スペインおよびヨーロッパの主なステージで上演されています。
夏には、自作のショー「Estado Puro」とスペイン各地やヨーロッパの首都を巡るトマティートの「Soy Framenco」のツアーに代わる代わる出演。2014年にはセビリアで開催の「ビエナル・デ・フラメンコ」に参加し、ロペ・デ・ベガ劇場で上演された「Cuerpo, mente, alma(ボディ、マインド、ソウル)」で踊りを披露。その後、フラメンコの無形文化遺産登録4周年を記念して、パリのユネスコ本部で初演が行われたギタリストのペペ・ハビチュエラとフルート奏者ホルヘ・パルドのフラメンコショー「Flamenco Universal」に登場。2015年まで、トマティートのアメリカ・ツアーとラテンアメリカ・ツアーの強行スケジュールをこなします。ちなみに、2014年3月にプエルトリコで開催のハイネケン・ジャズフェスに続き、ローズ・シアター(ニューヨーク)、パラス・オブ・ファイン・アーツ(サンフランシスコ)、ワシントンDCで行われたフラメンコ・フェスティバルに出演、4月には第63回グラナダ国際音楽舞踊祭に参加しています。
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