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カルダモモ財団

フラメンコ芸術の普及を目指して

カルダモモ財団は、あらゆる年齢層や立場の観客の間でフラメンコ芸術を振興することを目的として、設立されました。新進の若手アーティストと将来アーティストを目指す子供たちが、現時点での成果を発表する出会い・交友・体験の場であり、アーティストとしてのレッスンを続けるための、やる気を一層引き出すことをねらいとしています。

小さな子供たちのフラメンコ愛を育成する取り組みとして、2013年、財団は「El Flamenco también es Cosa de Niños(フラメンコは子供のものでもある)」プロジェクトの第一弾に着手。このプロジェクトの主な目標は、ユネスコが認定するこの「無形文化遺産」を教育現場に紹介することです。

フラメンコをあらゆる年齢層の観客に紹介

「El Flamenco también es Cosa de Niños」に収録される4つのショーそれぞれでは、2歳から16歳のアーティストたちが大人たちと共演し、フラメンコを表現するコラボが実現。理論や実践に関する集中レッスンを受講しやすくし、また出演者の「舞台に上がる不安」を和らげるため、このプログラムは気さくで親近感のある雰囲気の中で展開されるよう考案されています。アーティスト志望の人やアーティストでない普通の人、2歳の幼児や90歳の高齢者など、参加者全員が楽しみを共有し、学んでいます。このような開放的な演出により、フラメンコ芸術がどのように父から子へ伝えられ習得していくのか、また永遠の芸術となり何世代にもわたって進化を遂げているのか紹介するという、カルダモモ財団の別の目標も達成されています。

「El Flamenco también es Cosa de Niños」の1作目では、複数のフラメンコ一家が三世代にわたってシーンに登場。世界的に有名なアーティストも参加しています。例えば、ライムンド・アマドールは、カンタオーラである孫娘(8)を紹介。トマティートは、バイラオールの孫(8)とタブラオを共有。ミゲル・ルビオは、孫ミゲル・デ・ロス・ルビオ(10)のギタリストとして紹介。ペピート・モントイータは、バイラオーラでカンタオーラの孫娘ラ・モンティーリャ(2)と登場。アグスティン・カルボネル“エル・ボラ”は二人の孫(2歳と5歳)と共演、いずれも打楽器奏者です。ラフィータ・デ・マドリードは、5歳、7歳、13歳の息子達と出演、次男と三男はカンタオール、長男は打楽器奏を担当。アウロラ・ロサダは、カンタオーラ娘のチェノア(12)と登場。

他にも、このプロジェクトでは、ディエゴ・エル・シガラ、エル・ネグリ、カルロス・キロース、エル・モリート、エル・モンティ、アントニオ・インゲタ、イサック・デ・ロス・レイェス、ニノ・デ・ロス・レイェス、ケリアン・ヒメンス、キリノ・ヒメネス、エル・エントリをはじめとするフラメンコの大物にも参加いただいきました。

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